「お金のおはなし」第三号
2022.07.07
先月から、情報配信をはじめました、「お金のおはなし」
リスクナインより「資産形成」をテーマとした情報発信しております。
今回は第三号、「分散投資」についておはなししていきます。
第一号の長期投資の重要性に続くポイントとなります。
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さて、今回は資産形成で重要だと言われる長期・分散・積立の中でも、分散投資について考えてみたいと思います。
よく例えとして「卵は一つのカゴに盛るな」と言われています。すべての卵を一つのカゴに盛っておいて、もしそのカゴを落としてしまうと、すべての卵が割れてしまうかもしれません。しかし、複数のカゴに分けて盛っておけば、仮に一つのカゴを落としても他のカゴの卵は影響を受けないため守られます。
資産形成に置き換えて考えると、投資対象の①資産(アセットクラス)、②国・地域、③業種、④時間(タイミング)を分散して投資するということです。資産は、株式、債券、不動産(REIT)など様々なアセットクラスに。国・地域は、日本のみならず、米国や欧州などの先進国、中国やインドなどの新興国も対象として幅広く。業種は、例えば株式の場合、輸入中心の企業に加えて、輸出中心の企業なども含めて幅広く。時間は、将来の価格変動を予測することはできないため、一度にすべて投資するのではなくタイミングを分けて。
資産形成においてはリターンを欲張りすぎることなく、分散投資により適切にリスク管理していくことが大切です。
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