「お金のおはなし」第六号
2022.08.19
定期的にお送りしております、「お金のおはなし」
第六号は経済成長と切っても切り離せない「人口」に
ついておはなししていきます。
半世紀で人口への考え方はどう変わったのでしょうか。
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1974年に開かれた「第一回 日本人口会議」をご存じですか?
当時は人口増加が問題視され
・狭い日本にこれ以上人口が増えるのは、資源、食料、環境の観点から問題がある
・人口増加の勢いを阻止する必要がある
・そのために子供は2人まで
・それを推進するための人口教育の必要性
などが宣言されています。
現在の人口減少の原因は勿論これだけではありませんが、この会議の果たした役割も大きかったと言われているようです。
「子どもは2人まで」、などという議論がわずか48年ほど前に行われていたとはかなりの驚きですね。
現在はこれと正反対の議論がされていることはよくご存じのことと思います。
48年前には国を挙げて人口抑制に取組み、今となれば皮肉にもそれが実現したわけです。
現在の少子化対策も将来、実を結ぶことを期待したいですね。
ただし、人口問題は形に現れるまで何十年もかかります。
自分でできる準備はしっかりとしておいた方がよいかもしれませんね。
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