「お金のおはなし」第12号
2022.11.30
定期的にお送りしております、「お金のおはなし」
今月は「人口」についてのおはなしです。先日も出生数が過去最低とのニュースが流れてきたばかりですが、ここ数年毎年聞いているようなきがします。
政府は少子化対策として色々と手を打っているようですが、効果の程は・・・
少子化が進むとどうなるかを含めて「人口」についての現状をみてみましょう。
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2008年のピーク時に1.281億人だった日本の人口は現在、1.258億人と減少、2030年には1.152億人に減少する見込み、などと言われてもピンとこないですよね。
そこで今日は厚生労働省が発表している日本の1日(令和3年)を紹介します。
1日で何人ぐらいの人が生まれ、亡くなっているのかがわかるとイメージがわきやすいと思います。
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https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/20-3/dl/02.pdf
1日に生まれる人の数は、2297人、亡くなる人の数は3750人、日本人は毎日1453人づつ少なくなっているのですね。
日本の1日が最初に公表されたのは2011年です。
↓↓
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/10-3/dl/1jp.pdf
この時はすでに少子高齢化が叫ばれていましたが1日の人口減少数は、わずか197人でした。
団塊ジュニアが80代半ばになる2060年ごろまでこの傾向は続くと言われています。
人口減少を想定していない時期に整備された社会保障制度についての見直しの議論がますます活発化していくことが予想されます。
上手に保険などを使って備えていくことがますます大切になってくるのではないでしょうか?
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